おひとり様起業家がやってはいけない事
これまでの会社員生活がイヤで起業を志す方は多いと思います。
実は私もその一人。
雇われて働く事に違和感を感じ始め、起業の道を選択しました。
ただ、
「起業しよう！」
そう決意して、おひとり様起業家を目指す方が陥りがちな事があります。
今日は、その「おひとり様起業家がやってはいけない３つの事」について書きますね。
それまでの仕事をきっぱり辞めてしまう
クライアントさんの中には、コンサルを始めるに当たって
「仕事を辞めてきました！」
っていう方がいます。
起業に対しての本気度は伺えますが、「ちょっと待って」と言いたくなります。
私は、なるべくお金を使わず稼げるようになる集客法をお伝えしていますが、それでもいくらかの経費は必要です。
また、新しい情報や足りないスキルを修得するための費用も発生します。
そもそも、起業したからと言ってすぐに十分な収入があるとも限りません。
そうなると、だんだんとお金と心の余裕がなくなり、ガツガツしてしまうんですよね。
自分ではそんなつもりがなくても、押し売りのような進め方になりがちです。
そうなると、せっかくの素晴らしいあなたの商品・サービスが受け入れてもらえなくなる可能性も出てきます。
なので、充分な貯えがあるなら良いですが、軌道に乗るまでは副業での活動をお勧めします。
好きな事を仕事にしようとする
「好きな事を仕事にしたい」と起業を志す方は多いですね。
でも、実はそれも大きな落とし穴なんですよ。
もちろん、嫌いな事を仕事にする必要はないのですが、ただ自分が好きなだけでは商売にはなりません。
そこには、「お客様が欲しいと思ってくれるか」と言う、お客様目線が絶対必要なんですよ。
あなたの提供しようとしている商品・サービスはお客様が「欲しい」と思ってくれるか？
お金を出してまで「欲しい」と思ってくれるか？
それはいくら位なら出せるのか？
そんな事を考えずに起業してしまうと、自分よがりの売れないサービスになりますよ。
自分のサービスに対して完璧を求める
これはとても真面目で誠実な方に多いのですが、全て完璧になってからサービスを提供しようとする方。
お客様に完璧なサービスを提供したい、と言う思いが強く、次々と資格を取り続けたり、セミナーや講座を受講し続けるパターンです。
セミナージプシーという言葉を聞いたことがありますか？
このように、準備に時間を掛けて、「ちゃんとしてから」発信しようとするんですね。
完璧を追求しようとする気持ちは分かりますが、「完璧」になる日は来ませんよ。
頭の中に知識を詰め込み、机上論でのスペシャリストになれたとしても、実際のお客様の反応は、全く同じではありません。
そもそも、お客様は「完璧」な知識やサービスが欲しいのではありません。
自分の悩みを解消してくれたら、それが初心者であろうとも満足してくれるんですよ。
手法や方法も関係ありません。
まずは、今ある知識とスキルで助けられる方で、どんどん助けてあげて下さい。
そして、お客様の声を聞きながら、ブラッシュアップしていけば良いのです。
起業する前から学びにお金と時間を費やし過ぎるのはタブーです。
起業したからもう学ばなくていい訳ではありません。
稼ぎながら、どんどん学んでいけば良いんです＾＾
初めての起業だと、自分がどんなサービスで、どの程度の段階で発信して行けば良いのか分からないかもしれませんね。
全く準備不足の見切り発車も考え物ですが、考え過ぎるとどんどん起業へのハードルが上がり、行動できなくなってしまいます。
資格やツールは無限にありますので、それを全て自分でやろうとするのは無理な話です。
今のあなたが救える人はどんな人なのか？
そこから始めるのが良いですよ＾＾
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